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2007.09.24 Mon
 
            ドラゴン殺し


 画像をクリックすると写真が拡大されます。
 
 「ドラゴン殺し」

 著者:中村うさぎ、山本弘、鳥海永行、小沢章友、荒俣宏

 発行:メディアワークス
 発売:主婦の友社 電撃文庫0158 な-3-1
 ISBN-10:4-07-305923-8

 価格:(当時)定価618円(本体600円)
 初版:1997年3月25日

 「現代日本のファンタジー界を代表する作家が集結! ファンタジーの永遠にして究極のテーマ「ドラゴン殺し」をモチーフに紡ぎだす珠玉の名作5編を収録。 小さくて勇敢なベビードラゴンの冒険『ア・リトル・ドラゴン』(著/中村うさぎ)。今世紀〔当時20世紀〕半ばのアフリカを舞台にした冒険活劇『密林の巨龍』(著/山本弘)。電撃文庫『光の騎士伝説』シリーズの外伝として書かれた『黄金龍の息吹』(著/鳥海永行)。平安期の日本に繰り広げられる王朝怪奇小説『魂魄龍』(著/小沢章友)。そして、中国の龍使いとマルコ・ポーロ、東洋と西洋を繋ぐ龍物語『ヴェネツィアの龍使い』(著/荒俣宏)。」(本書カバー折込より引用)

 目次:

 ・ア・リトル・ドラゴン
 ・密林の巨龍
 ・光の騎士伝説外伝 黄金龍の息吹
 ・魂魄龍
 ・ヴェネツィアの龍使い



 現在、品切れ重版未定の10年前の文庫本です。

 これより少し古いもので、ハードカバーのものもあります。ISBN:4073041770

 ドラゴンが登場する物語が5つ収録された短編集。1冊で5人の作家が読めるのはお得です。

 1つめの「ア・リトル・ドラゴン」は、この『ドラゴン殺し』が出版された後に単体の文庫として出版されています。(とりあえず4巻まで出てるみたいです。それ以降は確認とれず。)

 この作品は唯一ドラゴンが主人公として登場します。子どものドラゴンが森の仲間と協力して、隔離されているはずのこの世界と人間の世界を繋げている悪いドラゴンを倒しに行くちょっとかわったお話し。個性的なキャラクターが多いのと、舞台が人間から見たら「ゲームの中の世界」というのが面白い作品です。

 2つめの「密林の巨龍」は、タイトル通り舞台はアマゾン。奥地の湖に住むといわれるドラゴンを探しに来た探検隊と、その案内役を買って出た少女、アマゾンにすむ少年が登場します。ドラゴンというよりも、ネス湖のネッシー伝説のような未確認生物、といった雰囲気のお話しです。探検隊の西洋人の世界観と地元住民の世界観の違いがうまく表現され、その間にいるドラゴンの存在というのが素晴らしく書かれています。象徴界の違いが面白さを引きだしています。

 3つめの「黄金龍の息吹」は、山あいの小さな村を舞台にし、主人公は罪を犯した男たち。簡単に言えばこの村は流刑地で、そこで重労働などをして刑期をすごします。そんな何も無いような村に突然金が出はじめ、次々と人があつまり、金脈がある山へ向かって採掘しようとするのですが…。金脈があるといわれる場所に龍の姿を見つけ、採掘に行った人は誰一人戻らず、川には死体が流れてくる。そこで男たちが調査に向かうという話しです。ここでのドラゴンはまさに凶暴。人を沢山食べてます。

 4つめの「魂魄龍」は、平安時代の日本が舞台。僧侶になる修行を放棄し、夢をかなえるために都にきたはいいが…現実に困り果てる主人公。そんな主人公がある日不思議な釣り人に龍を釣ってみないかと誘われる。龍をつれば天下人となれるといわれ、心が揺れる。しかし、龍は凄まじい災厄をもたらす妖霊で、それを吊り上げることは世界の破滅を意味し…。

 5つめの「ヴェネツィアの龍使い」は、中国の龍使いである主人公と、西方から東方に来たマルコ・ポーロが主人公。東洋では龍を敬い、大切に育てるが、西洋では殺す。ただし、東洋は龍を生かすことで力をもらい、西洋では龍の血から力をもらうので、目的は一緒だった。しかし、西洋ではついに龍がさいごの1匹となってしまい、殺すこともできず…。そして中国の龍使いが呼ばれ、という話し。登場するのは西洋の龍だけです。

 古い作品なので、古本を探すしかないとはおもいますが、いろんな作品が1度に読めるので面白いです。

 機会がありましたらどうぞ。




               
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 いつもお疲れ様であります。この作品、タイトルがちょっと……なんで見ていないんですよね。インパクトのある「殺し」は、どうなんでしょう。まぁ目につかない本は死ぬ運命なので、強烈な言葉を使ったのかもしれませんが。マンガのアンソロジー「ドラゴン・ファイヤー1~9」(絶版・20年前)を思い出しました。
2007.09.25 Tue 19:55 URL [ Edit ]
ラスク
確かにタイトルはタイトルですね…
ただ、この手の内容はどの時代のモノでも避けて通れない内容なので…。ただ、第一話と第五話の作品は討伐メインの作品ではないので米村さんでも大丈夫だと思います。第一話に至っては主人公がドラゴンですから。さすがに主人公を殺す作品ではないですよ!

ドラゴンファイヤーのような作品、また復活してもらいたいですね。あったら絶対買いますよ。
2007.09.29 Sat 00:35 URL [ Edit ]
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