龍-物語龍-絵本龍-イラスト龍-事典・研究龍-映画龍-音楽龍-漫画龍-ゲーム龍-アニメ龍-その他管理人から…未分類
龍・ドラゴンに関する書籍等を紹介しています。ジャンルは物語、絵本、イラスト集、事典など。 ブログタイトルをクリックするとトップページに飛びます。
--.--.-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2007.10.20 Sat
 
            竜の王女シマー


 画像をクリックすると写真が拡大されます。
 
 「竜の王女シマー」(原題:DRAGON OF THE LOST SEA)

 著者:ローレンス・イェップ
 訳者:三辺律子

 出版:早川書房 ハリネズミの本箱
 ISBN-10:4-15-250008-5

 価格:1500円+税
 初版印刷:2003年4月10日
 初版発行:2003年4月15日

 「おそろしい魔女をつかまえろ!竜の王女と少年のふしぎな旅  竜の王女シマーは、強く、美しく、気位が高い。一方、人間の孤児の少年ソーンは、力は弱いが勇気とやさしさは人一倍。そんなふたりが、シマーの故郷の海をぬすんだ魔女を追っていっしょに旅をすることになった。だが、行く手には魔物たちが立ちはだかる。けんかをしてばかりのシマーとソーンは大ピンチ!」

 目次:

 ・第一章~第二十章
 ・あとがき


 知ってる人は知っている、知らない人は知らない作品。「竜の王女シマー」。エラゴンシリーズと同じく、メスの竜が活躍します。訳者は「龍のすむ家」シリーズの三辺律子さん。

 原作はアメリカから。あちらでは続編が出ているようですが、日本語版はこの1冊のみです。

 竜と少年が様々な困難を乗り越えていく冒険ファンタジー作品です。特徴的なのは、西洋風の舞台に東洋風の登場人物が出ていたり、途中で登場するサルの描写は孫悟空だったりするところ。

 シマーは「元」竜の王女。故郷の海を取り返し、仲間からの誤解を解き、また一族に戻れることを願って冒険します。

 この作品での竜は、東洋竜の身体に翼が生えた容姿です。応龍みたいなのです。シマーは色々な姿に変身することができ、またその能力は他人にも使うことができます。竜の容姿のまま、身体の大きさを変化させることもできます。また「夢真珠」という宝珠のようなものをもっていて、魔法も使うことができます。ただ、魔法の訓練を受けている途中で一族を追われたので、魔法は数多くは使えません。

 少年のソーンは、孤児で台所の下働き。特別な能力を持っているわけではなさそうですが、「一角獣を見た」という記述もあるので、もしかしたら実は特殊な能力も…とかがあったり。しかし続編が無いので、ソーンの産みの親についてや、その辺りの色々なことについては一切不明。この作品のなかでは、非力だけど勇気があり、また、口が達者です。

 竜族は、非常に誇り高く、名誉などを特に気にするそうです。また、シマーは王女なのでさらにその性格が強いです。なので、ソーンに助けられた際にもありがとうといったりはしません。ただ、野宿のシーンでは、寒さに震えるソーンを、気づかれないように翼で風から守ってあげたりと、本当は優しいようです…、まぁ最近流行のスラングで言うならツンデレに当てはまらなくもないかもです。

 児童文学なのでサクサクッと読めます。続きはどうなるの?ということについては、出版社に手紙をだすとか、英語を勉強して原作を読むとかで対応してください。

 意外と戦闘シーンも多いかなぁという印象です。また、登場人物がそこまで多くないので、竜と人間の交流がしっかり楽しめます。

 本書は、大半をシマー目線で、時々ソーン目線で書かれています。シマーの場所は明朝体(普通の字体)で、ソーンのところはゴシック体で書かれています。

 個人的に、イラストも好きなのでお勧めです。表紙いいですね。ちなみに、海外版の表紙は好きじゃありません(笑)これは個人的な意見なので流してください。

 竜の女王と少年の冒険物語、家族を知らない少年と、家族から追放された竜がともに冒険をし、何を目指し、何がうまれるか。完結作ではありませんがお勧めです。完結作ではないといっても、キリのいいところで終わっているので問題なしです。

 シマーの活躍と、ソーンとの交流を是非!






-----------------------------------------------------------





 近日発売の最新作のペーパークラフト制作ソフトが紹介されていたり、文化庁メディア芸術祭ノミネートのインタビューがあったりします。是非1度ご覧下さいね。

               

 有限会社イナズマのHPです。URL:http://inazuma7.jp/
 
 こんなとびっきりな本を見落としていたとは。即行GETしました。まだ読んでいませんが、チラリとみた限りでは、すばらしそう。難しいとされる、ボク、わたしの一人称視点で書かれているのも素敵です。心理描写を深く書けるので。
 また感想書きます。これ、店頭で見てたら表紙買いしてます。そのうえ当たり。
 いや、紹介感謝感謝です!!
2007.10.24 Wed 06:18 URL [ Edit ]
ラスク
イラストいいですよね~!…と一人で思っています。
時間ができましたら是非読んでみてくださいね。
雌のドラゴンはいいですね~、と思っているのも私だけ!?ともかく、雌ドラゴンは好きです。
2007.10.25 Thu 22:56 URL [ Edit ]
 読み終えました。すばらしい。のですが!!
「ハマって見ていたアニメorマンガが途中打ち切りでも、ああ、これまで楽しめてよかった」
と、思える方向きです。区切りはいいのですが、さぁこれから! というところで話が終わってます。ハヤカワさんのHP見ても、文庫自体の発行が2005年でストーップ!
http://www.hayakawa-online.co.jp/harinezumi/harinezumi.html
 下部のメールアドレスに、続編要望出しましたが、1000通くらい行かないと無理でしょう。でもどうか!!
 アメリカでは4巻シリーズなのですーーー!!!
 閑話休題。
 雌ドラゴンはいいですね。ラスクさんだけではありませーん。萌え萌え~なんて言ったらシーマさん、サフィラさんともしばかれそうですが、非常に気高いお方(まだ2名、もっといるのか?)が多いですね。
 一人称文章も絶品、心情がわかってGOOD。これが初版で終わるとは、日本にピュア・ファンタジーの土壌はないのでしょうか。
2007.10.28 Sun 20:18 URL [ Edit ]
ラスク
さすが米村さん、読むのが早いですね!
ある意味、区切りがよすぎて続編出さなくても大丈夫という状態ですよね。
変な話、もしあとがきがなかったらこの話は本当にここで終わり…と思ってもなんらおかしくはないところですから。
しっかし途中でお話が途切れるのは嫌ですね~。レジェンズの小説版とか、ウィズ・ドラゴンとか…。
日本はなかなかFTはやりませんね。これだけFTが世界的にはやっても、日本では「FT=子供の読み物」の概念から脱してませんから。これ最大の問題です…。
2007.10.29 Mon 12:18 URL [ Edit ]
管理者にだけ表示を許可する

TrackBackURL
→ http://lasksnow.blog53.fc2.com/tb.php/148-871899d2
Template by まるぼろらいと
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。