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2006.03.07 Tue
 
            ryuunofanntazii


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 「龍のファンタジー」「DRAGONS A Natural History」

 著者:カール・シューカー
 監訳:別宮貞徳

 出版:東洋書林
 ISBN:4-88721-278-6

 価格:1800円+税
 第1刷:1999年11月1日 第2刷:2005年4月20日

 「勇猛な騎士ゲオルギウスの槍に刺されて息絶えた翼に眼状紋のある龍 幾重にもとぐろを巻く長大無辺の海の支配者レヴィヤタン ジークフリートの剣に倒れた龍のファーヴニルと狡猾の小人レギン 天照大神の弟、須佐之男命が立ち向かった八岐大蛇 きらめく虹色の羽毛にのって天に舞いあがる多色夢幻の獣ケツァルコアトル ……神話の国に棲むありとあらゆる龍を呼び集めた、奇妙で素敵な龍の世界!」

 「あまたある空想動物のなかでも、とりわけユニークな存在である『龍』。蛇龍、龍もどきから八岐大蛇まで、神話の国に棲むありとあらゆる龍について解説、奇妙で素敵な龍の世界へと誘う。」

 目次:

 ・まえがき
    ―デズモンド・モリス
 ・序

 1.蛇龍
    ―ラムトン長虫のたたり
    ―ギヴルとガルグイユ
    ―ミドガルドの蛇、ヨルムンガンドル
    ―キチアトゥシスと巨大な吸血龍
    ―レグルスとカルタゴの巨大蛇
    ―ペルセウスとポセイドンの龍
    ―レヴィヤタン
    ―蛇龍と蛇鯨
 2.龍もどき
    ―リントヴルムの王の花嫁
    ―ジークフリートとファーヴニル退治
    ―モードとワイヴァン
    ―マルドゥクと海龍
    ―神出鬼没のタッツェルヴルム
 3.古典的な龍
    ―聖ゲオルギウスと龍
    ―ウォントリーの龍、戸惑いのうちに死す。
    ―ブンイップに気をつけろ!
    ―イリノイの龍鳥ピアサ
    ―バビロンのシルシュ
    ―ピラトゥス山の小龍
    ―コモドおよびニューギニアの生きている龍
 4.空飛ぶ龍
    ―インピプテラと有翼の蛇
    ―ケツァルコアトル、メキシコの羽毛のある蛇神
    ―中国の龍神
    ―悲哀の歌鳥 絶望の龍
    ―ウェールズの翼のある蛇
 5.ネオ・ドラゴン
    ―バシリスクからコカトリスへ
    ―タラスクの恐怖
    ―ペルーダ
    ―ヘラクレスとレルネ沼のヒュドラ
    ―サラマンダーとピュラリス
    ―首長龍と海蜥蜴
    ―未来の龍

 ・訳者あとがき
 ・参考文献
 ・謝辞
 ・索引


 この本は世界中の龍に関係する神話や物語をあつめた本です。

 著者の“カール・シューカー”は龍学者(Dracontologist)であり、動物学を修め、あらゆる種類の奇獣珍獣の愛好者です。長年、神話に登場する動物について調べたり書いたり、特定の社会にしか知られていない未知の動物の記録を追ったりしています。

 この本の特徴は、一つ一つの話が簡潔に書かれていて、登場する龍の容姿もしっかりと書かれていること。そして最大の特徴は、挿絵です。表紙の絵は、15世紀のイングランドの“サー・ジョージ・リプリー”という人が、錬金術の巻物に描いたリントヴルムです。これをはじめとして、どの話にも1つ以上挿絵があり、それらは実際の建築物の写真であったり、壁画であったり、当時(主に中世)の本などに使われた挿絵や版画であったりと、とても貴重な挿絵ばかりです。

 色々な龍の話を、広く浅く知るにはとても良い本です。伝説や長編の物語などもこの本では龍に関するところを中心に解かりやすく扱っているのでとても読み易いです。

 また、どの話も躍動感があります。本の中で著者も「この本の構想を練るうえでもうひとつ私を駆り立てたのは、豪快でスリル満点なのにあまり知られていない―これまでたいていは、無味乾燥でおもしろ味のない要約に終わってしまっていた―話のいくつかを、生き生きと再現してみようということだった。」とあります。

 文章のわかりやすさと挿絵の質・量などから、この本はどなたにでもお勧めします。
 
竜胆ヒマワリ
キチアトゥシスの文献を探して辿り着きました。私もこの本の文章と図の楽しさを重宝しています。(カラーだと最高なんだけど。)これからが楽しみなプログですので長く運営されることを願っています。
2006.04.02 Sun 04:59 URL [ Edit ]
ラスク
コメントありがとうございます!!
まだまだ未熟なブログですが、これからもよろしくお願いします。
これからもコメントお待ちしています!

たしかにこの本はカラーが最初の数ページしかありませんね。オールカラーだと文句のとけどころがありません!私も、この本の文章はとてもいいと思います。説話系の文章の中では特にわかりやすく書かれていると思います。
2006.04.02 Sun 17:13 URL [ Edit ]
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