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2008.08.04 Mon
 
            ダイヤモンドビースト実写

 画像をクリックすると写真が拡大されます。
 
 「ダイヤモンド・ビースト」

 著:米村貴裕

 出版:リトル・ガリヴァー社
 ISBN:978-4-903970-11-0

 価格:1100円+税
 初版:2008年6月30日

 「いま、ふたりは幻の獣になる。 人類滅亡の"プログラム"を停止させよ!!」(本書帯より)

 「純は人に変身して現代に紛れて暮らす竜達と親しく、不思議な力を持つ以外はごくふつうの男子高校生。 周囲に純と竜の娘・レイナの正体が知られてしまうにつれ、謎の"ダイヤモンド生命体"が執拗に竜・レイナを狙い始めた。純たちは激闘を繰り広げ、事件は国家も巻き込みなおも進行していく。 さらにダイヤモンド生命体は人間である純を狙い始めた。純には一体何が隠されているのか!? 驚愕の展開が待ち受けるSFファンタジー。」(本書カバー裏より)

 「まず服が透けて体と一体化した。皮膚は巨大魚シーラカンスと似た、波うつ翡翠色のウロコに変化する。そして逆立ったショートヘアを突き、刀剣のごとき鋭い角が二本、背中にはイルカのヒレよろしく無数の突起が、最後に臀部から尖った尾が伸びた レイナの体は膨れて長くなりつづけ、母竜より数周り小さいものの、全長10メートルはあろう緑色の雌竜となり変わった。  ダイヤモンド生命体とはいったい何者なのか?そして純と竜の正体とは?」(本書帯より)

 目次:

第一部 竜の章
・プロローグ・<ダイヤモンド生命体>
・生き証人と凶兆
・妖艶な雌獣
・二一世紀のナイトメア
・レイナの生体解剖と真実
・テリア犬とダイブ~告白~
・邪竜がわたす新世紀へのたすき

第二部 神の章
・プログラミングされた滅亡
・「妹」の脱皮
・超・変異種がまねいた天変地異
・ビーストたちが魅せるパワー
・ふたりきりの別世界。神の拠点へ……

第三部 生命の章
・さらば、酸素原子
・竜族の血が滾るとき
・"神"の欲したもの――。
・エピローグ・<統一>




 最初から最後まで、ドラゴン尽くしのライトノベル、「ダイヤモンド・ビースト」です。

 このジャンルでは時々耳にする「竜族」ですが、大抵の場合ずっと人間の姿をしている場合がほとんど。(ですのでこのブログでは紹介しないのです。)しかし、この「ダイヤモンド・ビースト」はしっかり竜が登場します。

 読んでいて嬉しくなるくらい竜が大活躍します。バトルシーンでもそうじゃなくても、竜が大好きな人には嬉しい限りの出演量です。ここまで竜が大活躍するライトノベルはないかもしれません。メインで登場する竜はヒロインのレイナとその母竜ですが、それ以外にもたくさんの竜・幻獣が登場します。タイトルだけのビーストではなく、内容でもしっかりビーストが登場します。

 著者が理系出身の為か、SFである本書の中でもサイエンス部分が結構詳しく書かれています。しかし一般読者にわかりやすいように「主人公が丸っきり文系」の設定にされていて、サイエンス分野の話が出てくると彼が丸っきりわからないのでわかりやすく説明しろ!という場面が多いです。そのため、難しい用語が出てきても理解に苦しむことはありません。サイエンス部分を深く味わいながら、内容は優しく理解できるようになっています。

 そして物語の中では遠く過去に遡り、現代でも謎が多く残る恐竜絶滅や生物誕生などの化学分野を織り交ぜながら物語は進んでいきます。

 竜好きにはたまらない、竜オールタイム登場ですが、小説自体のリズムも素早く、軽快に物語が進んでいきます。物語は科学分野に突っ込んだり、地球の歴史を思いっきり遡ったり、政治を巻き込んだり、世界各国を巻き込んだりと、忙しい感じになっていますが、その慌ただしさは一切なく、次々と色々な世界を楽しめて良い作品です。

 後半に進むにつれてスケールも大きくなり、最後は驚きの展開となっています。

 竜の登場する小説の中でも、トップクラスの活躍です。最近は海外ファンタジーでドラゴンの登場する物語にも注目が集まってはいますが、国産の竜小説、一度読んでみる価値はあるかと思います。

 とにかく竜の登場する小説が好きな方、憧れの女の子が竜だったらますます嬉しくなっちゃう方、国産ドラゴン小説を読んだことない方、どんな方でも…一度手にとってお読みください。これが正真正銘の「竜本」でしょう。

 
 同じ著者で、以前「ビースト・コード」(以前の記事:http://lasksnow.blog53.fc2.com/blog-entry-131.html)という書籍を出版されています。こちらも竜がしっかりと登場する面白い書籍です。「ダイヤモンド・ビースト」を読んでみて興味を持った方がいましたら、こちらの書籍も読んでみてください。

 最後に、「ダイヤモンド・ビースト」公式ウェブページはこちらです:http://inazuma7.jp/db/
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