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2012.11.08 Thu
 
            竜の学校は山の上

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 「竜の学校は山の上」

 著:九井 諒子

 出版:イースト・プレス
 ISBN:978-4-7816-0545-6

 価格:1000円+税
 初版:2011年4月11日

 「素晴らしき、不可思議なる人々よ! 勇者は孤独な里帰り、女子中学生の天使は進学に悩み、ケンタウロスは馬車馬のように働き、今日も大学の上空には竜が飛ぶ……あたりまえのように、そこにある非日常。」(本書帯より引用)

 目次:

 ・帰郷
 ・魔王
 ・魔王城問題
 ・支配
 ・代紺山の嫁探し
 ・現代神話
 ・進学天使
 ・竜の学校は山の上
 ・くず
 ・あとがき






 漫画ですが、ちょっとお値段高めの大判コミックです。

 竜メインではありませんが、『代紺山の嫁探し』と『竜の学校は山の上』に竜が登場します。前者は東洋龍、後者は色々出てきます。代紺山の嫁探しはネタバレになってしまうので、竜の学校は山の上のほうをご紹介致します。

 日本に唯一の「竜学部」のある大学に入学し、尚且つ「竜研究会」(サークル)に入った主人公のお話です。これだけでドラゴン好きの方はわくわくしますね。
 竜学部には生態や環境を主に研究する「環境研究学科」と、竜の扱い方や育成方法等を学ぶ「技術研究学科」があり、このほか同大学には獣医学部もあるという、やっぱりわくわくしてしまう大学です。

 もの凄く鳥っぽい竜やトカゲっぽい竜から、人が乗れるサイズのワイバーンも出てきます。大学という研究機関ですから、ドラゴン好きには驚愕かもしれない色んな体験をする主人公。皆さんもきっとこんな大学入ってみたいと思うでしょう(少なくとも私は…)

 ただし、話の中心は「現代における竜の存在価値」。主人公をはじめ、サークルのメンバー達の様々な意見にはどれも納得させられます。この日常生活に竜が存在したとして、文明の発達した現代における竜の存在価値とは。
 確かに実際に存在したら、色々大変でしょうね。私も卒論テーマが「龍の存在理由」だったのですが、現代や未来において龍が必要かどうかというのはなかなか考えさせられる問題でした。

 とにかく、このお話はそんな竜づけの大学生活を送る主人公を中心として進むので、ドラゴン好きの方には好かれるお話かと思います。

 収録されている他の作品も、勇者のお話、魔王のお話、魔王が居なくなった後のお話といった、RPGの世界観で繰り広げられる色々な諸問題(あくまで冒険がメインというお話ではありません)、それから、ケンタウロスが登場するお話は「現代社会で、猿人(いわゆる人間)と馬人(ケンタウロス)が共生する社会の諸問題」を取り上げた面白い作品です。
 学校や職場に猿人と馬人が一緒にいると、食べ物や、生活習慣や、色々なものが違います。その中で一緒に生きていくことで生まれる色々な問題や違いをさりげなく、ときに面白おかしく提示している素敵な作品です。

 ドラゴン好き、幻獣好きの方はきっと楽しめると思いますので、見かけたら是非ご覧ください。
 
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まっとめBLOG速報 2012.11.21 Wed 14:06
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