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2006.03.25 Sat
 
            zyeremyanddragonmagic


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 「ジェレミーとドラゴンの卵」マジックショップシリーズ

 作者:ブルース・コウヴィル
 訳者:金原瑞人
 絵者:茂利勝彦

 出版:講談社 文学の扉
 ISBN:4-06-211939-0

 価格:1400円+税
 第1刷:2003年7月31日

 「マジックショップでドラゴンの卵を手に入れたジェレミー。内緒で育てていくうちに友情が芽生えるのですが、ドラゴンはどんどん大きくなって……」

 「マジックショップにまよいこんだ少年は、ドラゴンの卵を手に入れてこっそり育てることに。だけどドラゴンはどんどん大きくなるし、イタズラ好きだし、もうたいへん!」

 目次:

 1.運命のラブレター
 2.へんな説明書
 3.ドラゴンの赤ちゃん
 4.ヒヤシンス・プリースト
 5.目に見えないもの
 6.ティアーマート
 7.静物画
 8.まねかれざるドラゴン
 9.クラヴィッツ先生の怒り
 10.ドラゴンハッチャー
 11.告白
 12.夜間飛行
 13.愛していれば、消えはしない
 ・エピローグ


 この本は、「マジックショップシリーズ」という中の2作目で、少年「ジェレミー」とドラゴン「ティアーマート」の友情物語です。

 作者の“ブルース・コウヴィル”について…ニューヨーク州に生まれる。おもちゃ製作、小学校教師、雑誌編集業をへて、執筆活動に入る。六十冊にのぼる児童向けの作品を書いているが、ほかにも詩、脚本、短編、新聞記事、何千通もの手紙、数年におよぶ雑誌への投稿もある。主な作品は『先生はエイリアン』『お城のゴブリン』や、マジックショップシリーズの『ジェニファーと不思議なカエル』『ラッセルとモンスターの指輪 』『チャーリーと真実のどくろ』等。

 訳者“金原瑞人”について…1954年、岡山県に生まれる。翻訳家、法政大学社会学部教授。主な訳書は『豚の死なない日』『海の魔法使い』『レイチェルと滅びの呪文』等。

 絵は「驚き」のあるファンタジックな世界を表現する“茂利勝彦”。主な作品は『アイアンマン』『ソロモン王の洞窟』『昆虫ロボットの夢』。

 本の内容は、小学校6年生のジェレミーはある日、見たことも無いマジックショップにたどり着きます。そこで手に入れたのはまるで万華鏡のように無数に光り輝く玉だった。しかしそれはなんと、ドラゴンの卵だったのだ。ジェレミードラゴンを育てることになる。初めは小さかったドラゴンだが、どんどん成長していき、いつしかジェレミーを背中に乗せて飛べるような大きさにまで育った。ジェレミーとドラゴンの友情はどんどん深まっていく。しかし、ドラゴンはドラゴンの国に帰らないといけなくなり…というお話です。

 このお話の中では、ドラゴンは見える人と見えない人がいるようです。ただ、見えなくてもそこにいることは事実なので、色々といたずらをします。

 ここで登場するドラゴンは西洋龍です。ドラゴンの名前なのですが「ティアーマート」です。そうです、あの「ティアマト」です。(個人的にはティアマトの方がピンとくるので。)アッシリア・バビロニア神話にでてくる「神々の母・ティアマト」です。本書のなかでも、このティアーマートという名前はそこから取っています。でも、神話のティアマトのように恐くはありません。ジェレミーと友達の元気の良い雌ドラゴンです。

 この物語は、現実にあってもおかしくないような感じで自然に描かれています。また、ドラゴンの生態がよく現れています。そういう面で、とても読み易い作品です。ジェレミーはドラゴンを育て始めてからも、ちゃんと学校に通っていますし、ドラゴンについて調べるために図書館に行ってみたり…と、ジェレミーはFTではない世界でちゃんと活躍しています。ドラゴンも、ミルクに目が無いところなど、西洋龍の特徴が良く出ています。実際、ドラゴンにミルクが効果的だというこに気づいたのはジェレミーが図書館で「ラムトンワーム」の話などを読んだことなども関係します。

 文章も易しく、それほど長い作品でもないので一気に読むことができます。小学上級から。

 ドラゴンを卵から育ててみたい人は読んでみましょう。ドラゴンの育て方や注意点がわかりますよ。
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